まことある みちをおしえて もろびとの
まゆいをすくう のりのすべらぎ


 鎮国寺は宗像大社の神宮寺であったといわれるが、伝えるところでは大同元年(806)、中国より帰朝された弘法大師が、鎮護国家の根本道場として最初に建立された寺であるとされ、後には嵯峨天皇の勅願寺となり、黒田藩主をはじめ、九州全域から広く崇敬を集めてきたといわれる。
 山門手前の丘にある「阿弥陀如来坐像板碑」は日本最古の紀年銘をもち、県の文化財に指定されている。また、奥の院には弘法大師練行の洞窟が遺り、岩窟内には、弘長3年(1263)の記銘のある「線刻釈迦如来石仏」も祀られている。
 広い境内には、本堂(五仏堂)や護摩堂、客殿、修行道場、庫裏などの伽藍が整然と並び、真言宗御室派別格本山の風格を漂わせるが、護摩堂には、大師作と伝わる木造不動明王
が祀られ、身代わり不動として崇敬を集める。これは、国指定重文の秘仏で、柴灯護摩の厳修される四月二十八日だけ御開帳される。
 本堂(五仏堂)には、宗像五社の本地仏とされる大日、釈迦、薬師、阿弥陀如来と、札所本尊である如意輪観音の五尊像が安置され、そのいずれもが県指定文化財である。

如意輪観世音菩薩 弘法大師
真言宗御室派
〒811-3506 福岡県宗像市吉田966番地
0940-62-0111 0940-62-0058


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まえの札所 つぎの札所
本尊が祀られている本堂

石段を上った先に
ある奥の院

広大な境内は諸堂
と四季折々の花が
美しい

護摩堂には空海作
の不動明王が
祀られている
気軽に仏様と
ご縁が結べる
抱きつき観音


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